株価指数市況コメント（2022年10月28日 11:00）

27日のNY株式市場は、7-9月期国内総生産（GDP）速報値が3四半期ぶりプラス成長に回復したことでリセッション懸念が後退し、寄り付きから上昇しました。その後も、重機メーカーのキャタピラー、マクドナルドなど良好な主要企業決算を好感した買いやFRBの利上げ減速期待も根強く、終日堅調に推移。NYダウは194ドル高で取引を終了しました。本日の日経225（23年）は、現地27日の米国株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が続落したことから、売り優勢のスタートとなりました。その後も、グロース（成長）株中心に売りが先行し、一時27,002円まで下落しました。売り一巡後は、押し目買いや買い戻しに切り返しの動きが続いており、27,200円台半ばでの推移となっています。