株価指数市況コメント（2022年11月2日 12:00）

1日のNY株式市場は、中国が経済封鎖を解除、ゼロ・コロナ政策を緩和するとの思惑で上昇したアジア、欧州市場の流れを引き継ぎ、寄り付きから上昇しました。その後は、10月ISM製造業景況指数が強い結果となったことでFRBによる積極的な利上げの長期化見通しが重荷となり軟調に推移し、NYダウは79ドル安で取引を終えました。本日の日経225（23年）は、FOMCを控えて様子見ムードの中、現地1日の米国株式市場で主要3指数が下落したことから、売り優勢のスタートとなりました。その後は、時間外取引での米株価指数先物高を支えに上昇に転じると、日経平均先物買いを交えて、一時27,692円まで上昇しました。買い一巡後も、底堅い動きとなり27,600円台後半の推移となっています。