株価指数市況コメント（2022年11月4日 11:10）

3日のNY株式市場は、新規失業保険申請件数が依然低水準で労働市場の健全性を証明したことで金利高を警戒した売りに、寄り付きから下落しました。その後も、FRBのタカ派姿勢を懸念した売りやハイテクの売りに押され、終日軟調に推移。さらに、雇用統計の発表を控えた警戒感も重しとなり、NYダウは146ドル安で取引を終えました。本日の日経225（23年）は、米金融引き締めの長期化が懸念され、現地3日の米国株式市場で主要3指数が下落したことから、売り優勢のスタートとなりました。その後も、日経平均先物売りを交えて下げ幅を拡大し、一時27,081円まで下落しました。売り一巡後も、戻りは鈍く上値は限定的となり、27,100円台半ばでの推移となっています。