株価指数市況コメント（2022年11月7日 10:40）

4日のNY株式市場は、中国当局の「ゼロコロナ」政策緩和期待を背景に、寄り付きから上昇しました。その後、強弱まちまちの米10月雇用統計を受けて先行きの金融政策に対する見方が分かれ株価は上下に動きましたが、エバンス米シカゴ連銀総裁が将来の利上げ停止に言及し、長期金利が低下すると上げ幅を拡大。NYダウは401ドル高で取引を終えました。本日の日経225（23年）は、現地4日の米国株式市場で主要3指数が上昇しましたが、「中国は現在のゼロコロナ政策を維持」との一部報道が伝わり、売り優勢のスタートとなりました。その後も、時間外取引での米株価指数先物安が重荷となり、一時27,387円まで下落しました。売り一巡後は、上値は限定的となり、27,400円台後半での推移となっています。