株価指数市況コメント（2022年11月10日 11:00）

9日のNY株式市場は、中間選挙で下院での共和党が予想されたほど優勢ではなく、選挙結果を巡る不透明感が強まったことで、寄り付きから下落しました。その後も、10日に発表予定の米10月CPIを警戒した売りも強まり終日軟調に推移。さらに、ビットコインなどの暗号資産価格が急落したことも重しとなり、NYダウは646ドル安で取引を終えました。本日の日経225（23年）は、現地9日の米国株式市場で主要3指数が4日ぶりに反落したことから、売り優勢のスタートとなりました。その後は、米中間選挙の結果や米10月CPIを警戒した売りに、一時27,398円まで下落しました。売り一巡後は、やや下げ渋る値動きとなっていますが上値の重い展開となり、27,400円台前半での推移となっています。