為替市況コメント(2021年5月19日 08:30)|FX初心者におすすめの情報と株入門

FRBの慎重姿勢意識し米ドル円は軟調

2021年5月19日 08:30

18日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は軟調に推移。108円90銭台を中心に上値の重い取引となった。このところは、米消費者物価指数の予想外の上昇や強い内容の米経済指標の発表を受け、FRBによる緩和策からの出口戦略へ市場の意識が傾くような動きがみられていたが、現地19日の前回FOMC議事要旨の公表を前に、先行していたドル買いのポジションの巻き戻しが入っている状況のようだ。これまでパウエルFRB議長は、金融緩和や財政支出を受けた物価上昇について言及ているが、それを短期的なものとして現状の緩和策の変化に影響しないとの見方を示した経緯がある。このため、市場では「いわばFRBの想定内の動き」、と捉える向きも少数派ではないとみられる。足元で米10年債利回りが1.65%付近で小動きとなっていることもドル買いの慎重姿勢を強めさせた模様。テクニカル面では、実線が一目均衡表の雲の上限を割り込む状況。その直下には転換線および基準線が位置し下値は堅そうだが、足元で雲上限が切り下がりに転じている点は留意したい。

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