為替市況コメント(2021年8月30日 11:00)|FX初心者におすすめの情報と株入門

テーパリング年内開始示唆も利上げは別物と

2021年8月30日 11:00

27日、欧米時間の外国為替市場において、米ドル円は一時110.275円まで上昇したが、その後は上げ幅を削り109.800円付近まで押し戻される展開となった。市場が注目したジャクソンホール会合における講演でパウエルFRB議長は、テーパリング開始について年内の開始が適切になりうると発言。比較的はっきりと年内開始を示唆したことで一旦はドル買いが先行する格好となったが、すぐさまドル買いポジションを巻き戻す動きが優勢となる流れに変化した模様である。パウエル議長は、「テーパリング開始の時期とそのペースは、政策金利引き上げに関する直接的なシグナルではなく、政策金利引き上げにはそれとは異なるより強い検証が必要」と説明。テーパリング開始が政策金利引き上げに自動的につながっていくものではなく、政策金利引き上げのハードルはもっと高いことを強調したことがドルの重石と捉えた。テクニカル面で米ドル円は、若干値が押し戻される形で一目均衡表の基準線(109.762円)付近での推移となっている。同水準がしっかりとサポートされるのか注目したい。

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