為替市況コメント（2022年9月7日 10:40）

【NY外為ドル円概況】6日のNY為替市場は、米10年債利回りが一時3.3531%前後と約3カ月ぶりの高水準を付けると円売り・ドル買いが優勢となりました。その後、米ISM非製造業指数が56.9と予想の55.1を上回ったことから、FRBの大幅利上げを正当化する結果となり、一時143.07円まで上昇。買い一巡後は、上昇ピッチの速さに対する警戒感に142円台後半で取引を終えました。【東京外為ドル円概況】7日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では142.71円まで下押す場面もありましたが、昨日からの堅調地合いを継続する展開となりました。その後も、本邦勢が参入するにつれて再び上値を試す展開となり、一時143.55円まで上昇。買い一巡後は、急ピッチの上昇を受け、持ち高調整の売りに押され、143円台前半での推移となっています。