為替市況コメント（2022年9月22日 18:20）

【NY外為ドル円概況】21日のNY為替市場の米ドル円は、注目されたFOMCが市場予想通り0.75%の利上げの引き上げとなり一時143円前半に下げるとその後144円台を回復くしドル高基調となった。今回のFOMCメンバーによる経済見通しでは年末時点での政策金利見通しをドットで示したドットプロットにおいて、今年末、来年末時点での見通しが大きく引き上げられ、今後の積極的な利上げの継続が示された。一方、金利上昇による景気悪化懸念から株式市場が下落しており、景気減速が気になるところとなっている。今回の発表を受けドル買い基調は継続すると予想するが、今後の消費者物価指数を始めとする経済指標がFOMCの思惑通りとなるか注視していきたい。