為替市況コメント（2022年9月26日 10:50）

【NY外為ドル円概況】23日のNY為替市場は、9月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことからドル買いが優勢となりました。その後も、ダウ平均が一時820ドル超下落し、米国株相場が軟調に推移すると、リスク・オフのドル買いが先行。一時143.46円と日通し高値を付けました。買い一巡後は、利益確定売りに上げ幅を縮小し、143円台前半で取引を終了しました。【東京外為ドル円概況】26日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では前週末高値の143.46円を上抜け、一時143.81円まで上昇しましたが、前週末終値付近まで押し戻されました。その後は、時間外の米10年債利回りが3.74%台まで上昇した影響を受けたほか、仲値に向けた本邦勢の買いも入り、一時144.10円まで上昇し、143円台後半で堅調な推移となっています。