為替市況コメント（2022年9月27日 10:20）

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場は、政府・日銀による円買い介入への警戒感が根強いうえ、ポンドやユーロに対してドル売りが先行すると143.80円付近まで下押ししました。ただ、FRBの大幅利上げが続くとの思惑も強まり、金利上昇に伴うドル買いが加速。低調な2年債入札を受けて金利が一段と上昇すると、一時144.79円まで上昇し、144円台後半で取引を終えました。【東京外為ドル円概況】27日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場ではニューヨーク市場の終値を挟んだ水準で小動きに推移しました。その後は、昨日の海外時間にドル買いが進んだ反動からドル売りが先行。また、時間外の米10年債利回りが3.90%台まで低下して始まったことから、一時144.27円まで下落し、144.40円近辺でやや弱含みの推移となっています。