為替市況コメント（2022年9月30日 09:50）

【NY外為ドル円概況】29日のNY為替市場は、米先週分新規失業保険申請件数が昨年5月初旬以来の20万件割れとなり、労働市場のひっ迫が連邦準備制度理事会（FRB）の積極的な利上げを正当化するとの見方にドル買いが優勢となりました。その後は、ポンドやユーロに対してドル安が進んだ影響を受けたことから、一時144.26円まで下落し、144円台半ばで取引を終了しました。【東京外為ドル円概況】30日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では対欧州通貨などでドル売りが進んだ影響から144.31円まで下落する場面がありましたが、下値は限定的となりました。その後は、本日は月末・四半期末の5・10日（ゴトー日）とあって仲値にかけて本邦実需勢の買いが入り、一時144.61円まで上昇し、144円台半ばでの推移となっています。