為替市況コメント（2022年10月5日 10:30）

【NY外為ドル円概況】4日のNY為替市場は、欧州株高に伴うクロス円の上昇につれた円売り・ドル買いが先行したことで、21時過ぎに一時144.93円と日通し高値を付けましたが、政府・日銀による円買い介入への警戒感や米8月JOLT求人件数が大幅に減少し、長期金利低下に伴いドル売りが優勢となり、一時143.90円と日通し安値を更新し、144円台前半で取引を終了しました。【東京外為ドル円概況】5日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では昨日の海外市場でドル安が進んだ反動から144.32円まで上昇する場面がありましたが、上値は限定となりました。その後は、昨日の安値143.90円を下回ると持ち高調整と見られる売りが持ち込まれ、143.51円まで下落。売り一巡後は、仲値に向けたドル買いが入り143円台後半の推移となっています。