為替市況コメント（2022年10月6日 09:50）

【NY外為ドル円概況】5日のNY為替市場は、9月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことや、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁がインフレは多くが想定していた以上に長期化しており、世界経済の成長減速への影響を考慮しながらも、FRBの利上げ継続する姿勢を表明。米長期金利の上昇とともにドル買いが先行。一時144.85円まで上昇し、144円台半ばで取引を終えました。【東京外為ドル円概況】6日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場ではややドル売りが散見されたため、144.40円台まで小幅ながら下押しの動きとなりました。その後は、時間外での米10年債利回りの上昇を受けて144.65円まで買われましたが、調整的な買いが一巡した後は軟調に推移。日経平均は170円超高まで上げ幅を拡大しましたが、影響は限定となっています。