為替市況コメント（2022年10月11日 10:30）

【NY外為ドル円概況】10日のNY為替市場は、前週末の米雇用統計を受けて、FRBが積極的な金融引き締めを続けるとの見方から、この日もドル買いが継続しました。その後も、ウクライナ情勢激化への懸念からリスク・オフのドル買いが優勢となり、一時145.80円まで上昇。また、日本政府・日銀による介入警戒感から、伸び悩む場面もありましたが、本日の高値圏で取引を終えました。【東京外為ドル円概況】11日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場ではニューヨーク市場の終値付近で小動きとなりました。その後は、時間外の米10年債利回りが3.95%台まで上昇するなか、145.77円まで上昇しましたが、円買い介入に対する警戒感で145.55円まで下落。売り一巡後は、仲値に向けた買いに145.70円台まで戻して、やや神経質な動きとなっています。