為替市況コメント（2022年10月25日 10:30）

【NY外為ドル円概況】24日のNY為替市場は、政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まる中、東京時間に一時145.56円、欧州時間に148.29円まで急落しましたが、いずれの場合もすぐに反発しました。その後は、米10月製造業PMI速報値が予想を下回ったことから、FRBの利上げ減速見通しにドル買いが後退。NY時間は149円挟んだもみ合いに終始して取引を終了しました。【東京外為ドル円概況】25日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では149.11円まで上昇する場面がありましたが、為替介入への警戒感を意識した動きもあり一時148.30円まで下落しました。その後は、5・10日（ゴトー日）の仲値に向けて本邦実需勢の買いも進み、149円台を回復しました。買い一巡後は、手掛かり材料難に148.90円台での推移となっています。