為替市況コメント（2022年10月27日 10:30）

【NY外為ドル円概況】26日のNY為替市場は、米新築住宅販売件数が8月から減少したことや、カナダ中銀が金融政策決定会合で予想外の小幅利上げを決定するハト派利上げを受けて米利上げ減速観測がさらに高まり、一時146.23円まで下落しました。売り一巡後も、米5年債入札が好調で米国債相場が続伸。長期金利の低下に伴うドル売りが先行し、146.30円台で取引を終えました。【東京外為ドル円概況】27日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場ではニューヨーク市場の終値近辺でもみ合いの動きとなりました。その後は、前日海外市場の流れを引き継いで売りが先行し、一時145.98円まで下落。しかし、仲値に向けては146.20円台まで買い戻しが入りましたが、仲値後は再び安値圏まで押し戻され146円近辺でやや軟調な推移となっています。