為替市況コメント（2022年11月4日 10:30）

NY外為ドル円概況】3日のNY為替市場は、新規失業保険申請件数が市場予想を小幅下回ったことから、金融引き締めの長期化観測を手掛かりにしたドル買いが優勢となり、一時148.45円まで上昇しました。その後は、10月ISM非製造業景況指数が予想を下回ったことでドル買いが後退し、147.61円まで弱含む場面がありましたが、148円台前半まで買い戻されて取引を終えました。【東京外為ドル円概況】4日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場ではまとまったドル売りが持ち込まれると、一時147.99円まで下押ししました。その後、9時前には148.40円まで買われる場面もありましたが、前日高値148.45円を超えることは出来ず伸び悩みの動きとなりました。本日は米雇用統計の発表も控えて方向感がなく、148円台前半での推移となっています。