為替市況コメント（2022年11月17日 10:30）

【NY外為ドル円概況】16日のNY為替市場は、米10月小売売上高が予想以上の伸びとなったため、ドル買いが優勢となり、一時140.03円付近まで上昇しました。その後は、米10月鉱工業生産が予想外のマイナスとなったことから、139.05円付近まで下押ししました。売り一巡後は、ウォラーFRB理事のタカ派発言を受けて下値も限定的となり、139円台半ばで取引を終了しました。【東京外為ドル円概況】17日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では139円台半ばでの方向感を欠いた動きとなりました。その後は、日経平均株価が小安く始まったことを受けて139.20円まで下落する場面がありましたが、仲値に向けて実需筋の買いが入り、139.55円まで反発。時間外の米長期金利が上昇したことも支えとなり、139円台半ばの推移となっています。