為替市況コメント（2022年11月18日 10:30）

【NY外為ドル円概況】17日のNY為替市場は、フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想を下回り、一時ドル売りが優勢となりました。その後、ブラード米セントルイス連銀総裁が「現行の政策金利は十分に制約的な水準を下回っている」と発言し、さらなる利上げが必要と主張したことから金利上昇に伴うドル買いが加速。一時140.74円まで上昇し、140円台前半で取引を終えました。【東京外為ドル円概況】18日の東京外国為替市場でドル円は、早朝のオセアニア市場では140.20円台の狭いレンジではありましたが小高く推移しました。その後は、時間外の米10年債利回りが上昇して始まったことを受けて140.51円まで上昇しました。ただ、米長期金利が上昇幅を縮小すると、140.01円まで反落。売り一巡後は、手掛かり材料難で140円台前半の推移となっています。