デイリーコモディティ市況コメント

ドル安を背景に、NY金は3営業日振りに反発

07:41:42

4日のNY金は小反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比3.0ドル高の2526.0ドル。
金融市場のリスク回避の動きから欧州取引時間帯序盤にNY金も再び値崩れをみせ、一時期近12月限は2502.7ドルの安値を付けた。前日の安値である2504.4ドルを割り込んだものの、2500ドルの大台を維持している。
7月の米雇用動態調査(JOLTS)で、求人件数が23万7000件減の767万3000件と、3年半ぶりの低水準。事前予想は810万件。また、6月分は前回発表の818万4000件から791万件に下方修正された。これを受けたドル安が進行し、NY金期近12月限は2520ドル台回復へ。
それでも2530ドル台回復は一時的にとどまった。米景気減速を警戒したリスク回避の動きが警戒されており、結果的に戻り切れなかったといえる。
今回のJOLTSの影響もあり、週末の米雇用統計がますます重要となっている。
NY銀は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.213ドル高の28.557ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。