デイリーコモディティ市況コメント

原油高を嫌気してNY金は反落し、清算値決定後に下げ幅を急拡大

08:06:12

7日のNY金は反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比10.1ドル安の4157.4ドル。
ドル高基調再燃を嫌気して、アジア取引時間帯にNY金は値崩れを強いられた。中国人民銀行による20カ月連続の金購入が示されたものの、支援材料と評価されず、NY金期近8月限は一時、4127.7ドルまで売り込まれた。
欧州取引時間帯に入って、ドル高一服から値ごろ買いが台頭し、米国取引時間帯序盤にNY金は4192.4ドルまで急伸。ただし、8日に明らかにされる米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録もあり、4200ドルには抵抗をみせていた。
その後、米長期金利の上昇もあり、NY金市場では再び売りが先行し、取引終了後にかけて4102.7ドルの安値を示現する場面もみせた。
イランの革命防衛隊が、ホルムズ海峡を通航していた2隻のタンカーにミサイルで攻撃したとの情報を受け、原油相場が反発。その報復措置として、米財務省がイラン産原油・石油製品の購入を認めていたが、それを7日に撤回すると表明したことで、NY金の下げに拍車がかかることとなった。
NY金期近8月限は50.9ドル安の4116.6ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.000ドル安の61.330ドル。NY金同様、清算値決定後に下げ幅を拡大している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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