NY金は続伸、パウエル米FRB議長の会見を受け、上げ幅拡大
08:04:06
31日のNY金は続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比21.1ドル高の2473.0ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測の高まりを受け、NY金は堅調地合いを演じた。
7月の全米雇用報告によると、民間部門の雇用者数は12.2万人増で、事前予想の15万人を下回った。労働市場の減速を示す内容が好感され、NY金はさらに上伸。
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標
を5.25~5.50%に据え置いた。また、インフレは2%の目標に向けてさらなる一定の進展があったとし、9月の米FOMCでの利下げ期待が高まった。その後のパウエル米FRB議長の記者会見で、9月の利下げの可能性に言及。
2470ドル台で推移していたNY金期近12月限は2490ドル台まで値を跳ばし、上げ幅をさらに拡大した。
週末に発表される米雇用統計で、再び2500ドルの大台も視野に入るとの見方が支配的。
上昇局面では、中東リスクも警戒され、支援材料になっていた。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.413ドル高の28.938ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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