米長期金利の上昇一服でややドル売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】9日のNY為替市場は、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時4.64%台まで低下すると
円買い・ドル売りが先行。一時157.58円と日通し安値を付けた。ただ、下値は堅かった。7日の安値157.38円がサポ
ートとして意識されると買い戻しが優勢に。米10年債利回りが4.69%台まで戻したことも相場を下支えして、158.16
円付近まで下げ渋った。なお、FRBのボウマン理事は講演で24年12月の追加利下げについて「政策の調整段階で最後
のステップになると考えて支持した」と述べ、利下げはひとまず12月で停止するのが適切との考えを示唆した。フィ
ラデルフィア連銀のハーカー総裁は「利下げをいったん休止し、事態の進展を見守るのが適切だ」との認識を示した
と伝わった。
本日はカーター元米大統領の国葬で米株式市場が休場、米債券市場が短縮取引となったため、市場参加者が減少。積
極的な売買が手控えられた面もあったようだ。
9日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。
9日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値158.295 高値158.415 安値157.570 終値158.130
ユーロドル 始値 1.0316 高値1.0322 安値 1.0286 終値 1.0302
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