FOMC議事要旨を受けてドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】8日のNY為替市場は、「トランプ次期大統領が新たな関税プログラムを可能にする国家非常
事態宣言を検討=CNN」とのヘッドラインが報じられたことを受けて、米連邦準備理事会(FRB)の利下げペース
が減速するとの見方が広がり、一時158.55円と昨年7月17日以来の高値を付けた。ただ、ウォラーFRB理事が追加利
下げは適切との考えを示すと伸び悩んだ。また、ADP雇用統計が予想以上に伸びが鈍化したことも相場の重しとな
り、一時158.15円付近まで上げ幅を縮める場面があった。ただ、前週分の米新規失業保険申請件数が予想より強い
内容だったこともあり、下押しは限定的だった。その後も、FRBが公表した米連邦公開市場委員会(FOMC)議事
要旨では「多くの当局者は今後数四半期で慎重なアプローチが必要だと認識」「ほぼすべての当局者がインフレの
上振れリスクが高まったと認識」との見解が示されたためドル買いが続き、158円台半ばで取引を終了した。
8日 米国経済指標結果
12月 ADP雇用者数(前月比) 予想13.5万人 結果12.2万人
前週分 新規失業保険申請件数 予想21.4万件 結果20.1万件
11月 卸売在庫(確報値) 予想-0.2% 結果-0.2%
8日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値158.045 高値158.565 安値157.900 終値158.385
ユーロドル 始値 1.0345 高値1.0355 安値 1.0275 終値 1.0317
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