労働市場の冷え込みを警戒しNYダウは反落
29日のNY株式市場は、引け後や翌日以降に決算発表を控えるアルファベット、メタ・プラットフォームズなどの
ハイテク・ジャイアントが上昇した一方、米10年債利回りが一時、7月5日以来となる4.33%台まで上昇したこと
で景気敏感株を中心に幅広い銘柄が下落した。また、JOLT求人件数が予想以上に減少し、労働市場が減速してい
るとの懸念も投資家心理の重荷となった。ダウ平均は朝方に215ドル安まで下落後、週内に四半期決算を発表する
アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトなどハイテク株が上昇し、104ドル高まで上昇したが、154.52ドル安
(-0.36%)と反落して終了。一方、S&P500は0.37%安まで下落したが、0.16%高と小幅に2日続伸して終了し、
ハイテク株主体のナスダック総合は0.31%安まで下落後、主要ハイテク企業決算への期待を受けた買いが相場を
押し上げ0.78%高と4日続伸して終了。終値ベースでは7月10日以来、3カ月半ぶりに過去最高値を更新した。
米長期金利は11月5日投開票の米大統領選挙の結果次第ではインフレ圧力が高まり、財政が一段と悪化するとみた
債券売りが出やすい流れが続いた。
ホーム・デポ、コカ・コーラ、トラベラーズ・カンパニーズが下落。一方、ボーイング、セールスフォースは上昇。
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