FOMCの結果を好感しNYダウは3日ぶりに反発
10日のNY株式市場は、午後に結果が公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通りに政策金利が0.25%引き下げ
られたほか、短期国債の購入を開始するとしたことで短期金利が低下したことも好感された。FOMCメンバーによる政策金利
の見通しは、前回同様2026年に1回(0.25%)の利下げが行われるとの見通しが示された。パウエル議長は会見で「雇用の下
振れリスクは最近上昇した模様」とし、「インフレリスクは上方向に傾いている」と述べ、「金融政策の道筋は前もって決め
ず会合ごとに決定を下す」との姿勢を示した。市場では思ったほどタカ派寄りではないとの見方から買い安心が広がり、上げ
幅を拡大する展開となった。ダウ平均はFOMCの結果を受けて一時637ドル高まで上昇し、497.46ドル高(+1.05%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合は0.54%高まで上昇後、0.33%高で終了した。ダウ平均が3日ぶりに反発し、ナスダック総合
は2日続伸した。
ダウ平均採用銘柄はナイキ、キャタピラー、ジョンソン・エンド・ジョンソン、アメリカン・エキスプレス、JPモルガン・チ
ェースが3%超上昇し、シェブロン、ホーム・デポ、アマゾンなど8銘柄が1%超上昇した。一方、マイクロソフトが2.74%安、
ウォルマートが1.69%安となった。なお、米10年債利回りは前日の4.186%から4.154%に低下した。
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