デイリー株価指数コメント

中東情勢を巡る先行き不透明感が重荷となりNYダウは反落

株価指数 2026.04.3

2日のNY株式市場は、トランプ大統領は1日夜、国民向けの演説で、イランを2、3週間徹底的に攻撃する方針を表明。中東
情勢が一段と悪化し、原油高が当面継続するとの見方が再燃。2日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場
は急伸し、米国産標準油種WTIは前日終値比11.42ドル高の1バレル=111.54ドルで引けた。終値として2022年6月下旬以来、
3年9カ月ぶりの高値を付けた。原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上封鎖されて供給不安が続くとの観測を背景に、一時
113ドル台まで急上昇した。原油高が続くことで、企業の収益見通しを押し下げるとの懸念が高まっており、景気減速リス
クが意識され、製造業などの銘柄の売りが先行した。ただ、ホルムズ海峡の安全な航行に向けてイランとオマーンが協定文
書を作成中だと伝わると、投資家の不安心理が和らぎ、ダウはプラス圏に転じる場面もあった。今後発表が本格化する企業
決算を見極めたいとの思惑も相場の下値を支えた。ダウ平均は朝方に668ドル安まで下落したが、一時188ドル高まで上昇し、
61.07ドル安(-0.13%)で終了。4日ぶりの小幅反落となった。ナスダック総合も2.15%安まで下落したが、0.40%高まで反
発し、0.18%高で終了。3日続伸となった。

トランプ米大統領は前日夜の演説で今後2〜3週間にわたって(イランを)かなり激しく攻撃すると語った。イランと協議を
続けるが、合意しなければイランの発電所を攻撃する考えも示した。市場では紛争終結の明確なシグナルは得られなかった
との受け止めがあった。

ダウ平均採用銘柄ではIBMが2.06%高となったほか、シスコ・システムズ、ユナイテッドヘルス、トラベラーズ、マイクロ
ソフトが1%超上昇した。一方、ホーム・デポ、シャーウィン・ウィリアムズが2%超下落し、キャタピラー、アムジェンも
1%超下落した。


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