人工知能(AI)への懸念が重しとなりNYダウは小幅反落
26日のNY株式市場は、オープンAIが新規株式公開(IPO)の時期を来年に遅らせるとの報道を受け、AI相場の先行きに懸念が
広がった。利益確定売りも下押し圧力となり、半導体関連銘柄やIPOによる手数料収入が期待されていた金融銘柄が値を下げ
た。一方、ヘルスケアや生活必需品などディフェンシブ株へのセクター・ローテーションが強まった。また、良好な消費者マ
インドやインフレ見通しの改善が下値を支えた。ダウ平均は305ドル安まで下落後、209ドル高まで上昇したが、44.51ドル安
(-0.09%)と小幅ながら3日ぶりに反落して終了。ハイテク株主体のナスダック総合は1.36%安まで下落後、0.24%安で終了。
S&P500も小幅にマイナス圏で終了し、ナスダック総合とともに5日続落となった。
26日の原油先物相場は、中東産原油の供給量が増加する期待から下落。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値(終値に
相当)は前日比2.69ドル(3.74%)安の1バレル=69.23ドルとなった。イラン戦争開始前の2月下旬以来、約4カ月ぶりに終値
が70ドルを下回った。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)やメルクなどのディフェンシブ株の一角に買いが入った。そのほかのダウ平均採用
銘柄では、ゴールドマン・サックスやシスコシステムズが売られた。スリーエムとJPモルガン・チェースも下げた。半面、マ
イクロソフトやセールスフォース、IBMが高かった。
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