デイリー為替市況コメント

イラン情勢への懸念が高まりドル買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】7日のNY為替市場でドル円は、米ニュースサイト「アクシオス」は6日、複数の米当局者の話として、
原油輸送の要衝ホルムズ海峡付近を通航中だった商船に対し、イランが少なくともミサイル2発を発射したと報じた。これ
を受け、米原油相場は反発。米長期金利の指標である10年債利回りは4.5%台に上昇し、ドル買いを促した。ただ、日本政
府・日銀による為替介入が警戒され、NY序盤はおおむね161円台後半でもみ合いが続いた。その後、イラン産原油の購入
を一時的に認める制裁緩和を撤回するとした米財務省の発表が伝わると、原油高と金利上昇に拍車がかかり、一時162.14円
付近まで値を上げたが、東京序盤に付けた高値162.18円を上抜ける勢いは見られなかった。また、ウォーシュ米連邦準備制
度理事会(FRB)議長の下で初めての連邦公開市場委員会(FOMC)が行われた6月16~17日の議事要旨に対する関心も強
く、翌8日の公表を前に様子見ムードも強かった。

城内実経済財政相は7日、経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)の原案に対して市場で財政悪化への懸念や政府に
よる低金利誘導の思惑が出ていることに反論した。市場では「経済財政相の発言を受け、投機的な円売り・ドル買いの勢い
が弱まっている」との指摘があった。

7日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値162.130 高値162.190 安値161.675 終値162.115
ユーロドル  始値 1.1444 高値1.1448  安値 1.1410 終値 1.1414


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