米長期金利低下に伴うドル売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】9日のNY為替市場でドル円は、トランプ米大統領は8日、今週再燃した米イラン間の攻撃の応酬に
ついて、短期間で収束するとの見方を示した。市場の不安が後退して原油先物価格や米長期金利がやや低下し、円買い
・ドル売りが優勢となり、162.26円付近まで下押しした。もっとも、欧州序盤に付けた安値162.25円を割り込むことは
なく、その後は162.35円挟みの動きが続いた。なお、政府が7月中の閣議決定を予定する「経済財政運営と改革の基本
方針」(骨太の方針)案で、日本銀行の独立性に言及する方向で調整していることが分かった。これまでの原案が、一
部市場関係者から日銀の独立性をけん制すると解釈されたことに対する対応とのことだ。
米原油先物市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近8月物は9日、前日比2%安の1バレル72.08
ドルで終えた。エネルギー高が日本の貿易収支に影響するとの見方がやや和らいだ。原油価格の高止まりによる過度な
インフレ懸念が落ち着き、米長期金利が低下したことも円買い・ドル売りを促した。
9日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値162.550 高値162.625 安値162.235 終値162.410
ユーロドル 始値 1.1418 高値1.1446 安値 1.1417 終値 1.1430
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