デイリー株価指数コメント

原油安や金利の低下を好感しNYダウは3日ぶりに反発

株価指数 2026.07.10

9日のNY株式市場は、中東情勢を巡る先行き不透明感がなおも強いものの、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は
反落。米国産標準油種WTIは前日比1.96%安の1バレル=72.08ドルで引けた。米長期金利も低下し、株価を下支えした。半導体
株は、AMDが5.67%高、マイクロンが4.52%高となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が3.06%高と2日続伸した。
ダウ平均はもみ合ってスタート後、一時226ドル高まで上昇し、139.02ドル高(+0.27%)で終了。ハイテク株主体のナスダック
総合は1.30%高と、この日の高値圏で終了し、2日続伸した。

人工知能(AI)関連の半導体メモリー需要が急増する中、投資拡大計画を発表したマイクロン・テクノロジーの上昇が目立った。
9日に米国の半導体サプライチェーン(供給網)強化に最大30億ドルを投資すると発表した。韓国のSKハイニックスが10日に米
市場に上場させる米預託証券(ADR)への需要が非常に強いとの報道もメモリー関連株の買いを誘った。

メタプラットフォームズが社内メモで自社設計半導体の生産を始め、来年のAI計算能力を今年から倍増させる計画を示したと伝
わった。高水準のAIインフラ投資が続くとの見方が強まり、恩恵を受ける半導体や半導体製造装置などの銘柄も買われた。

ダウ平均採用銘柄では、シスコ・システムズ、アメリカン・エキスプレスが3%超上昇し、値嵩株のゴールドマン・サックスが
2.56%上昇し、1銘柄でダウ平均を156ドル余り押し上げた。一方、セールスフォース、IBMが2%超下落し、ジョンソン・エ
ンド・ジョンソン、アムジェン、シェブロンなども1%超下落した。


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