半導体関連やAI銘柄への利益確定売りでNYダウは反落
16日のNY株式市場は、半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が同日発表した4~6月期決算は大幅増益と
なったが、投資家の期待に届かず、ニューヨーク市場でも半導体やAIの銘柄に売りが広がった。また、アルファベットが新
型AIモデル「Gemini 3.5 Pro」のリリースを延期したとの報道から4%超下落したことも、投資家心理を悪化させた。半面、
小売りや消費関連などディフェンシブ銘柄は買われた。この日発表された6月の米小売売上高や週間の米失業保険申請は経
済の底堅さを示す内容で、相場を下支えした。ダウ平均は上昇してスタートしたものの、終盤に291ドル安まで下落し、105.
67ドル安(-0.20%)で終了した。ハイテク株主体のナスダック総合も1.92%安まで下落後、1.47%安で終了した。
ダウ平均は上昇する場面があった。投資資金は半導体関連やAI銘柄から流出し、ヘルスケアや消費関連銘柄などに向かいや
すかった。ナイキやアムジェン、メルクなどが買われた。ユナイテッドヘルス・グループも上昇した。16日発表の26年4〜
6月期決算が市場予想を上回った。12月期通期の収益見通しも引き上げ、好感された。
16日発表の6月の米小売売上高は前月比で0.2%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想に一致した。週間の米新規
失業保険申請件数は市場予想より少なかった。米経済の底堅さを示す指標も、消費関連や景気敏感株への買いを支える面が
あった。
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