原油高や長期金利上昇でドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】22日のNY為替市場でドル円は、ロンドン市場序盤に「日銀が利上げペースを市場予想よりも加速する
ことに柔軟な姿勢だ」との一部報道を受け、円買いが加速。一時162.69円と日通し安値を更新。売り一巡後は、主要な米経済
指標の発表がない中、163円を挟んでのもみ合いとなった。しかし、中東情勢の悪化懸念がくすぶる中、有事を意識したドル
買いも入りやすく、一時163.18円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値163.22円や前日に付けた1986年
12月以来39年7カ月ぶりの高値163.24円を上抜けることは出来なかった。
なお、トランプ米大統領は22日、SNSへの投稿で、今後イランが原油輸送の要衝ホルムズ海峡で船舶をミサイルや無人機など
で攻撃すれば、そのたびに橋または発電所を一つずつ破壊すると述べた。これに先立ち、トランプ氏は21日、イラン中部ピッ
クアックス山周辺を「近く攻撃する」とも警告していた。
日銀が利上げペースを加速するとの観測も円高・ドル安地合いとなった。米ブルームバーグ通信は22日、足元の円安進行はイ
ンフレの上振れリスクを高めるとして、日銀が利上げペースを半年に1回程度とする市場予想より加速することに柔軟な構えだ
と報じた。
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