デイリー株価指数コメント

中東不安後退や企業決算を好感しNYダウは連日で最高値を更新

株価指数 2026.08.5

4日のNY株式市場は、ロイター通信によると、カタール政府高官は4日、米イランの紛争の外交的解決に向けた取り組みが
継続していると述べた。また、ベセント米財務長官も同日、米CNBCテレビのインタビューで、海上輸送の要衝ホルムズ海
峡の開放に向け、イラン側と5日までに合意に達する可能性があるとの見方を示した。これらを背景に原油先物相場は下落
したことが好感された。また、米長期金利が低下したことに加え、キャタピラーやパランティアなどの好決算を受けてAI需
要の持続性が再確認され、半導体・ハイテク株を中心に買い戻しが広がったことが相場を大きく押し上げた。ダウ平均は
一時1094ドル高まで上昇し、907.47ドル高(+1.71%)の54085.88ドルで終了。7月7日以来、約1カ月ぶりにザラ場ベース
の史上最高値を更新し、終値ベースでも前日に続いて最高値を更新した。ハイテク株主体のナスダック総合も2.96%高まで
上昇後、2.59%高で終了した。

好決算を手掛かりにした買いも目立った。市場予想を上回る業績を示したデータ分析プラットフォームのパランティア・テ
クノロジーズが一時31%高と急騰。このところ売りが広がっていたマイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・
デバイス(AMD)などの半導体関連株を買い戻す動きも見られた。

ダウ平均採用銘柄では、好決算と業績見通し引き上げを発表したキャタピラーが5.60%上昇し、1銘柄でダウ平均を273ドル
余り押し上げたほか、シスコシステムズが5.08%高、IBMが3.91%高となり、アムジェン、エヌビディア、ゴールドマン・
サックスなど8銘柄も2%超上昇した。一方、ナイキが2.60%下落し、創業者の株式売却計画が伝わったアマゾンも2.32%下
落した。


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