デイリー株価指数コメント

中東情勢やCPIへの警戒感が強まりNYダウは続落

株価指数 2026.08.12

11日のNY株式市場は、イランの高官が、米国に提示している条件が満たされるまでは原油輸送の要衝ホルムズ海峡の封鎖を
続けると表明。供給正常化への期待が後退して原油価格が上がり、投資家心理を圧迫した。また、翌日に米7月消費者物価指
数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がるなか、AI部門の組織改編が発表されたアルファベットやアマゾンなど主要ハ
イテク・大型IT株に売りが出たことも相場の重荷となった。ダウ平均は朝方に246ドル高まで上昇後、終盤に229ドル安まで下
落し、184.13ドル安(-0.34%)で終了。ハイテク株主体のナスダック総合も0.28%高まで上昇後、0.60%安で終了した。

11日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近9月物は前日比1%あまり上昇した。ホル
ムズ海峡の開放を巡って米国とイランが互いに賠償を求める姿勢を示している。イエメンの親イラン武装組織フーシによる紅
海でのサウジアラビア船舶攻撃で死者が出たことが11日に分かり、中東の緊張緩和やエネルギー輸送の正常化に時間がかかる
可能性が意識された。

ダウ平均採用銘柄では、ホーム・デポやシェブロン、IBMが1%前後上昇した。一方、ハネウェルが5.27%安、アルファベット
が3.84%安、アマゾンが2.09%安となり、ナイキ、シスコ・システムズ、ユナイテッドヘルス、アップルも1%超下落して指
数を押し下げた。


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