中東の緊張を受けた原油高でドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】1日のNY為替市場でドル円は、8月米ISM製造業景況指数や7月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が予想を下回り、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.75%台まで上昇幅を縮めると円買い・ドル売りが先行。一時159.90円付近まで値を下げた。
その後、米軍が再びイランへの攻撃を実施したと伝わると、WTI原油先物価格が約1カ月ぶりに1バレル=90ドル台半ばまで急騰。「有事のドル買い」も意識された。
米インフレへの警戒から米10年債利回りが一時4.7981%前後と昨年1月以来の高水準を付けたことも相場の支援材料となり、160.27円と7月31日以来の高値を更新した。
ロイター通信は、米ニュースサイト「アクシオス」が米当局者の話として、米空軍が1日、ホルムズ海峡周辺のイランの標的を攻撃したと伝えたと報道。
トランプ大統領も同日、SNSに「米国はわれわれの発表の通り、ホルムズ海峡付近のイランの標的に対して攻撃を行っている」と投稿。
攻撃は大規模かつ強力なもので、イランが同海峡に機雷を敷設しようとしたことや、イランがヨルダンの米軍事基地にミサイルを発射したことへの報復だと述べた。
これをきっかけに原油相場や長期金利が一段と上昇し、取引後半にかけてドルは上げ幅をじりじりと拡大した。
1日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値159.765 高値160.280 安値159.630 終値160.215
ユーロドル 始値 1.1621 高値1.1622 安値 1.1586 終値 1.1589
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