デイリー株価指数コメント

FRBによる早期利上げ警戒感が再燃しNYダウは反落

株価指数 2026.09.7

4日のNY株式市場は、この日発表された8月の米雇用統計は、非農業部門の就業者数が市場予想を大幅に上回った。
投資家の間で、労働市場が底堅いため、FRBが今月中旬の政策会合で利上げを行いやすくなったとの見方が拡大。
これに伴い米2年債利回りが2025年1月以来の高水準へ上昇するなど金利が上昇し、投資家心理の重荷となった。
ダウ平均は軟調にスタートすると、一時396ドル安まで下落し、271.86ドル安(-0.51%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合は0.17%高まで上昇後、0.29%安で終了した。

4日朝発表の8月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比16万2000人増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5万3000人増)を大幅に上回った。6月分と7月分は上方修正した。
失業率は4.1%と市場予想に一致。平均時給の前月比の伸び率も0.3%と市場予想と同じだった。

米短期金利先物の値動きから米国の金融政策を予測する「フェドウオッチ」では、4日夕時点で9月の利上げ確率が58%程度と前日の49%から上昇した。
米債券市場では長期金利の指標となる10年債利回りが一時、前日比0.05%高い4.81%を付けた。
金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りは2025年1月以来の高水準を付ける場面があった。
金利の上昇で、株式の相対的な割高感が意識された。

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