日銀の利上げ観測などを手がかりに円買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】8日のNY為替市場でドル円は、日銀の利上げペースが加速するとの見方を背景に円買い・ドル売りの勢いが強まり、8日の東京市場では円が一時152円台後半と、約7カ月ぶりの高値水準まで大幅上昇した。
その後、GPIFによる基本ポートフォリオ変更に対する過度な警戒感が後退したほか、日銀の大幅利上げへの思惑も和らいだことで欧州市場では買い戻しが強まり、154.42円と本日高値を付けた。
ただ、NY市場では154円挟みの動きとなった。
薄商いとなるNY市場終盤には154円台前半から153.46円付近まで急落したが、すぐに持ち直すなど売りは一時的だった。
中東情勢の緊迫化を背景に米原油先物相場が上昇する中、米長期金利が小幅上昇。ドルは徐々に下げ幅を縮小し、一時154円台前半に押し戻される場面もあった。
サウジアラビアのエネルギー省は8日、南部のエネルギー施設がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃を受け、複数箇所で火災が発生し、一部が操業を停止したと発表した。
一方、フーシ派系メディアによると、サウジも報復としてイエメン中部マーリブを空爆した。
片山さつき財務相は8日の記者会見で、為替動向について「対応方針は(7月末に)日米協調介入を実施したときから一切変わっていない」と強調。
米財務相と連携し、「秩序ある為替相場の維持に取り組む」と述べた。
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