原油安や米中協議延長を好感しNYダウは4日ぶりに反発
25日のNY株式市場は、イランのアラグチ外相が、米国が対イランの海上封鎖の解除といった条件を受け入れれば、7日以内にホルムズ海峡を開放すると米側に提案したと報じられた。
これを受けて原油価格が下落し、米長期金利も上昇が一服。投資家心理が改善し、株式市場で買いが先行した。
また、米中貿易停戦の2カ月延長合意、アカマイとアンソロピックの提携などAI関連の好材料が買いを支えた。
一方で、追加利上げ観測を背景に、米10年債利回りが一時2007年6月以来の高水準となる5.22%台まで上昇したことが上値を抑えた。
ダウ平均はもみ合ってスタートしたが、原油安を追い風に一時524ドル高まで上昇し、478.64ドル高(+0.93%)で終了。
ハイテク株主体のナスダック総合も0.48%高で終了し、2日続伸となった。
イランのペゼシュキアン大統領は同日、11月の米中間選挙前に戦闘終結に向けた合意に応じる用意があるとの考えを示したと、米NBCニュースが報じた。
米CBSニュースは25日、米・イランによる協議がより詳細な技術的段階に入ったと中東メディアの報道を引用して伝えた。
中東情勢やエネルギー輸送を巡る懸念がやや後退し、25日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近物は前日比2.3%安の1バレル92.41ドルで終えた。
原油価格の低下を受け投資家心理が改善し、株買いを促した。
ダウ平均採用銘柄では、マイクロソフトが3.66%高となったほか、シャーウィン・ウィリアムズ、アムジェン、キャタピラーが2%超上昇して相場をけん引した。
一方、セールスフォースが1.76%安となったほか、IBM、ナイキ、シェブロンなども下落した。
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