デイリー株価指数コメント

人工知能(AI)投資を巡る不透明感が重荷となりNYダウは続落

株価指数 2026.10.15

14日のNY株式市場は、9月の米消費者物価指数(CPI)は、米イラン対立による原油高を背景に前月から伸びが加速。市場予想も上回った。
株式市場では、インフレ懸念による投資家心理の悪化に加え、金利上昇で投資資金を巨額の借り入れで調達する人工知能(AI)関連企業の負担増につながるとの見方が強まり、ハイテク銘柄が売られる展開。
AIインフラ企業のコアウィーブの株価が、過度な借り入れへの懸念で急落したことも、関連銘柄の売り材料となった。
ダウ平均は朝方に199ドル高まで上昇する場面もあったが、304ドル安まで反落し、48.62ドル安(-0.09%)と2日続落して終了した。
ハイテク株主体のナスダック総合は2.21%安まで下落し、1.88%安で終了。
S&P500も下落して終了し、ナスダック総合とともに3日続落となった。

9月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.7%上昇し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(3.6%上昇)以上に伸びが加速した。
エネルギー・食品を除くコア指数も同2.6%上昇と市場予想を上回った。
CPIの上振れで10月の米利上げ観測が高まった。
米債券市場では長期金利が一時前日比0.11%高い5.32%を付け、株式の相対的な割高感が強まった。
中東情勢を巡る不透明感から原油相場が続伸したのも投資家心理を冷やした。

ダウ平均採用銘柄では、エヌビディアや値がさ株のキャタピラーが3%超下落したほか、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット、ゴールドマン・サックスなども1%超下落し指数の重しとなった。
一方、決算が好調だったユナイテッドヘルスが4.73%高となったほか、メルク、ウォルマート、アムジェンが3%超上昇し、プロクター・アンド・ギャンブル、ジョンソン・エンド・ジョンソンも2%超上昇し、指数の下値を支えた。

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