米長期債利回り低下に伴うドル売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】15日のNY為替市場でドル円は、前日の米株式市場では、人工知能(AI)インフラ企業コアウィーブの巨額の債務や資金調達に関する不安が高まったことを契機にハイテク銘柄が急落した。
リスク回避の動きが強まり、安全資産としての債券に資金が流入。
米長期金利の低下につながり、ロンドン市場序盤には日米金利差の縮小を意識したドル売りが進んだ。
その後、前日の9月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日発表の同月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ると、円売り・ドル買いが先行。
同時に発表された9月米小売売上高が予想より強い内容となったことも相場の支援材料となり、一時158.19円付近まで値を上げた。
ただ、米長期金利が低下するとドル円にも売りが出て、一時157.55円と日通し安値を更新した。
もっとも、8日の安値157.52円がサポートとして意識されると買い戻しが優勢に。
米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えし、158.25円付近まで下げ渋る場面があった。
原油高に伴う日本の貿易収支悪化への警戒は円相場の重荷だった。
米国がイランのエネルギーインフラや核施設を攻撃する可能性があると報じられ、中東情勢が一段と悪化するとの警戒から15日の米原油先物相場が上昇した。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は一時1バレル98.32ドルまで上昇し、期近物として9月下旬以来の高値をつけた。
15日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値158.335 高値158.350 安値157.545 終値158.035
ユーロドル 始値 1.1157 高値1.1240 安値 1.1157 終値 1.1215
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