米長期金利の高止まりを受けて円売りが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】19日のNY為替市場でドル円は、新規材料不足の中、ロンドン市場の円安・ドル高地合いを引き継いだ。
前週に急落していた人工知能(AI)関連企業の米株価が持ち直し、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが5.14%台まで上昇すると円売り・ドル買いが進行。一時158.55円と日通し高値を更新した。
ただ、円は158円台半ばで下げ渋る展開。
米連邦準備制度理事会(FRB)および日銀の金融政策会合を来週に控え、見送りムードが広がった。
CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物市場が10月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利据え置きを織り込む確率は8割を超えた。
一方、12月のFOMCでの追加利上げ予想は9割を上回っている。
この日発表の10月米NAHB住宅市場指数は29と予想の31を下回ったものの、相場の反応は限られた。
日銀の植田和男総裁は16日の記者会見で、基調的な物価上昇率について「(日銀の物価安定目標である)2%におおむね近く、これ以上上がることは容認できない」などと述べた。
19日の参院予算委員会でも、短期金利が適切に調整されず市場で物価上振れへの懸念が高まれば「長期金利が上昇する可能性がある」と述べた。
ただ、高市早苗首相の財政拡張路線が日本の財政悪化につながるとの見方は根強い。
日銀が利上げを継続するとの観測を背景にした円買いは限定的だった。
19日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値157.940 高値158.560 安値157.695 終値158.540
ユーロドル 始値 1.1226 高値1.1233 安値 1.1186 終値 1.1211
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