デイリー株価指数コメント

原油高や金利上昇を嫌気しNYダウは2日続落

株価指数 2026.10.20

19日のNY株式市場は、資金繰りへの懸念による株価急落で先週、ハイテク銘柄売りの発端となったAIインフラ企業コアウィーブは激しい値動き。
米金融大手ゴールドマン・サックス(GS)が投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたと報じられたことで序盤は買いが先行したが、その後は下落に転じて前週末比0.4%安で取引を終えた。
コアウィーブの序盤の反発が好感され、AI・半導体銘柄も買い優勢の展開。
昼ごろ以降、今週予定されているスペースXやメタ、テスラなどハイテク大手の決算を見極めたい思惑からやや軟化した。
一方で、NY原油先物価格が8日続伸し、一時1バレル=104ドル台まで上昇し、インフレ懸念が強まったことを背景に、米10年債利回りが5.14%台に上昇したことや、金融株やディフェンシブ株への売りが重荷となった。
ダウ平均は先週末終値を挟んでもみ合い、一時132ドル高まで上昇する場面もあったが、36.38ドル安(-0.07%)と小幅に2営業日続落して終了。
一方、ハイテク株主体のナスダック総合は上昇してスタートすると、一時1.81%高まで上げ幅を拡大し、1.11%高で終了した。

イエメンの親イラン武装組織フーシがサウジアラビアへの攻撃を続けている。中東地域での軍事衝突が拡大し、エネルギー供給の障害になることへの警戒から、原油先物に買いが入った。
WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の11月物は一時104.18ドルと、期近物として9月中旬以来の高水準を付けた。

ダウ平均採用銘柄では、アマゾンが4.98%高となったほか、IBM、エヌビディア、ユナイテッドヘルス、アルファベットが1%超上昇し相場を下支えした。
半面、JPモルガン・チェースやアムジェン、スリーエム、メルクなど7銘柄が1%超下落して指数を押し下げた。

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