デイリー為替市況コメント

リスク回避の円買いが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】22日のNY為替市場でドル円は、フランスの政治・財政不安や人工知能(AI)収益懸念、中東情勢の緊迫化に伴う原油高などを背景に、世界的に株価が下落するとリスク回避の円買い・ドル売りが優勢となった。
ただ、NY勢参入直後は全般ドル買いが入った影響もあり、157.36円付近まで下げ渋る場面もあったが、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが節目の5%を割り込み、一時4.93%台と約1カ月ぶりの低水準を付けると次第にドル売りが優勢となり、取引終了間際には156.75円付近まで押し戻された。

フランスなど欧州の一部で社会不安が強まるほか、中東情勢の混迷が長期化するとの懸念も投資家のリスク回避姿勢につながった。
世界的にリスク資産の持ち高を見直す動きがあり、円の売り持ちの縮小につながっているとの指摘があった。
ロンドン市場の時間帯には156.69円と9月30日以来の円高・ドル安水準を付けた。

米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が前日比2.5%安で終えた。
21日にメタプラットフォームズが発表した四半期決算などを受け、AI投資に巨額の資金が必要になるとの見方やAIの収益性へ懸念が改めて強まった。

22日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値158.125 高値158.260 安値156.680 終値156.790
ユーロドル  始値 1.1229 高値1.1255  安値 1.1189 終値 1.1214

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