デイリー為替市況コメント

低調な米2年債入札結果を受けドル買い優勢の展開

【NY外為ドル円概況】28日のNY為替市場は、欧州時間は上昇していた米10年債利回りが原油安などを受けて、
低下に転じたことなどを背景にドル売りが強まった影響から一時152.41円まで下落する場面があった。その後、
米10月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に改善したほか、低調な米2年債や5年債入札結果を受け、債券利回り
が上昇に転じ、ドル買いが強まった。また、ダウ平均が堅調に推移したことを支えに153.30円台まで持ち直し、
153円台前半で取引を終了した。

なお、衆院選の結果は自公の与党で過半数割れとなった。衆院選を受けて政権維持には連立の枠組み拡大が必要と
なる。その場合、財政支出が増加し、日銀の金融政策の見通しを複雑にする可能性があるとの指摘も出ていた。今
週の日銀決定会合で植田総裁が利上げに慎重姿勢を強めるかどうかが注目される。

28日 米国経済指標結果
注目度の高い経済指標の発表はありませんでした。

28日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値152.810 高値153.900 安値152.400 終値153.270
ユーロドル  始値 1.0793 高値1.0825  安値 1.0782 終値 1.0816


免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。