デイリー為替市況コメント

米長期金利上昇やリスク選好で円売りが優勢の展開

【NY外為ドル円概況】22日のNY為替市場は、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇に転じたことなどを
きっかけに円売り・ドル買いが先行。その後も、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだ円売り・
ドル買いのフローも観測されると、本日高値となる156.71円まで値を上げた。「マーケットは賃上げ機運の高まり
やトランプ氏就任後の市場の動向を踏まえ、日銀が23〜24日に開く金融政策決定会合で追加利上げをほぼ織り込ん
でいる」との声が聞かれる中、米国株相場の上昇を好感したリスク・オンの円売りも出た。買い一巡後も、トラン
プ大統領の関税強化への警戒感から下押しの動きは限定的となり、156円台半ばで取引を終了した

なお、トランプ大統領は21日の記者会見で2月1日から中国の輸入品に10%の追加関税を課すことを検討していると
明らかにした。同日に自身のSNSでも、ロシアのプーチン大統領がウクライナとの戦争をやめなければ、「高水準の
関税や制裁を課す以外に選択肢がない」と投稿した。

22日 米国経済指標結果
12月 景気先行指数(前月比)  予想-0.1% 結果-0.1%

22日 くりっく365市場 四本値
ドル円    始値155.475 高値156.725 安値155.355 終値156.560
ユーロドル  始値 1.0427 高値1.0456  安値 1.0395 終値 1.0412


免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。