貿易協議進展への期待でドル買いが優勢の展開
【NY外為ドル円概況】25日のNY為替市場でドル円は、日本時間早朝に加藤勝信財務相はベッセント財務長官との会談後に
為替目標は議論されなかったことを明らかにしたことで、円安是正を巡る思惑が後退し円売り・ドル買いが出やすい地合い
となった。その後、中国政府は「米国からの一部輸入品に対する125%の関税の一時停止を検討している」との報道や、トラ
ンプ政権と日本など同盟国との貿易協議進展期待で警戒感が緩和し、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。また、
4月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が52.2と予想の50.8を上回ったことが分かると、一時144.03円と14日以来の高値を
更新した。ただ、144円台での滞空時間は短かった。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たほか、米長期金利の低下
に伴うドル売りが出ると一時143.45円付近まで下押しした。なお、トランプ米大統領が「対中関税は何らかの譲歩がない限り
引き下げない」「再度、関税を一時停止することはないだろう」と述べたことも相場の重しとなった。
25日 米国経済指標結果
4月 ミシガン大学消費者信頼感指数 予想50.8 結果52.2
25日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値142.735 高値144.035 安値142.640 終値143.650
ユーロドル 始値 1.1385 高値1.1390 安値 1.1318 終値 1.1379
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