米国の格付け引き下げを受けてドル売りが優勢
【NY外為ドル円概況】19日のNY為替市場でドル円は、前週末に米格付け会社ムーディーズが米国の格付けを引き下げた
ことを受けて、時間外のダウ先物や米国債が下落すると、「米トリプル安」が意識されてドル売りが先行。日本時間夕刻
に一時144.67円と日通し安値を付けたものの、NY市場では下げ渋る展開に。その後、連邦準備制度理事会(FRB)高官が
当面政策金利を維持する姿勢を示し、長期金利上昇に連れドルを買い戻す動きが広がり、145円台前半まで下げ渋る場面が
あった。ただ、日米財務相会談で円安是正を警戒した円買いや、長期金利が低下に転じたことからドル買いの動きも限定的
となり、144円台後半で取引を終了した。
なお、トランプ米大統領とプーチン露大統領はこの日、電話会談を実施した。終了後、プーチン大統領はウクライナと和平
に関する覚書をまとめる用意を示したほか、トランプ大統領は「電話会談は非常にうまくいった」「ロシアとウクライナは
停戦に向け交渉を始める」と明らかにした。
19日 米国経済指標結果
4月 景気先行指数(前月比) 予想-0.8% 結果-1.0%
19日 くりっく365市場 四本値
ドル円 始値145.175 高値145.450 安値144.650 終値144.875
ユーロドル 始値 1.1186 高値1.1286 安値 1.1176 終値 1.1244
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