米長期金利の上昇一服でNYダウは3日続伸
19日のNY株式市場は、前週末に米格付け会社ムーディーズ・レーティングスが政府債務や利払い費が増加していることを
理由に、米国債の格下げを発表したことが嫌気され下落してスタートしたものの、米国債利回りの上昇が一服したことで安
心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復した。ダウ平均は朝方に317ドル安まで下落後、187ドル高まで反発し、137.
33ドル高(+0.32%)と3営業日続伸して終了。S&P500も1.05%安まで下落後、0.09%高で終了し、6営業日続伸。ナスダック
総合は1.50%安まで下落後、0.02%高とわずかにプラス圏で終了し、2営業日続伸した。なお、投資家の不安心理を示すVIX
指数は先週末の17.24ポイントから18.14ポイントに上昇した。
週末にムーディーズが米国の格付けをAaaからAa1に1段階引き下げたことで「アメリカ売り」が意識されたが、S&Pやフィッ
チと同水準にとどまったことなどで影響は一時的だった。米30年債利回りは先週末の4.897%から一時5.037%まで上昇したが、
4.941%で終了。米10年債利回りも先週末の4.439%から4.564%まで上昇後、4.475%で終了した。
ベッセント財務長官は18日のインタビューで、ムーディーズによる格下げを巡り、「遅行指標というのが格付け会社に対する
一般的な見方」と答えた。
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